登記申請書類を確認する
書類に不備があると補正が発生しますので、作成してきた書類について再度確認をする必要があります。
@印鑑の確認
実印ではなく認印を押したり、法人の代表者印が必要(発起人が法人の場合)なのに、個人の実印を押した。
A日付の確認
定款の作成日前に資本金の払い込みや取締役・監査役の選任、代表取締役の決定、現物出資の事務手続きなどが行なわれていてはいけません。
定款の作成日を基準として、その前後の日付を確認しておきます。
B申請書類の確認
必要書類がもれなくそろっているかどうか確認します。
取締役会非設置会社か取締役会設置会社か、発起人以外の取締役がいるか、監査役がいるか、現物出資をしているか、などの条件の違いで、用意すべき書類は異なります。 |
登記申請は、基本的に代表取締役が行ないます。
登記完了までは、法務局によりますが1週間ぐらいかかり、速いところでは4日間、翌日完了するところもあります。
補正があると連絡が入りますので、法務局に補正に行く必要があります。
<必ず必要となる書類>
提出する書類名 |
備考 |
登記申請書 |
押印するのは代表印 |
登録免許税納付用台紙 |
収入印紙には消印をしない |
定款謄本 |
公証役場で受け取った定款謄本 |
払い込みがあったことを証する書面 |
資本金の払い込みを証明する |
個人の印鑑証明書 |
取締役会非設置会社は取締役全員分が必要 |
OCR用紙 |
登記すべき事項を記載 |
印鑑届書 |
会社の代表印を届け出る |
<場合によって必要となる書類>
提出する書類名 |
備考 |
発起人決定書(本店所在地決定) |
定款で番地まで定めた場合は不要 |
設立時取締役・監査役決定書(取締役会非設置会社) |
定款で設立時取締役・監査役を決定した場合は不要 |
設立時代表取締役決定書(取締役会非設置会社) |
定款で設立時代表取締役を決定した場合は不要 |
就任承諾書 |
必要に応じて作成 |
委任状 |
委任する場合は作成 |
資本金の額の形状に関する証明書 |
現物出資がない場合は不要 |
取締役・監査役の調査報告書 |
現物出資がない場合は不要 |
財産引継書 |
現物出資がない場合は不要 |
税理士の証明書 |
500万円以上の現物出資がない場合は不要 |
不動産鑑定評価書 |
500万円以上の不動産の現物出資がない場合は不要 |
会社設立を難しいと思っていませんか?
ご自分で会社を設立するならまずはクリック!! |
|